インタビュー成功者インタビュー
ニッチな業界だからこそ出来るショップ運営方法
第2回 会員向けコンテンツの充実で売上アップ!
株式会社クラシコム 青木氏 2009.07.21
100年に1度と言われる経済不況、以前までは考えられないほど多様化した消費者のニーズや嗜好に上手く対応していくことが、今後のネットショップ運営成功の大きなカギになります。
とはいえいったい何をどうすればいいのか分からない、今やっていることが正しいのか分からない、といった不安を抱えている方も多いはず。
そこで今回はネットショップ運営で成功を収めた方に直接様々なお話を伺ってきました!
今回は北欧の食器や雑貨を扱い、このジャンルでは有名な「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコムの青木社長にお話を伺ってきました。
第2回はネットショップスタートまでの経緯と、開始直後に会員獲得のために行った施策などについて伺いました。
確かに日本で売られている値段と比べるとそれなりに安く、販売をすればなんとかトントンくらいには持っていくことは出来るだろうけれど、「これは儲かる商売ではないな」というのが最初の感想ですね。買える量も限られていたので、とりあえず手に持っているお金で買える分だけ買って、Yahoo!オークションにでも出してみるか、という感じでした。
ですが、北欧の暮らしや文化、人々の働き方や生産性の高さに感銘を受け、この地域に関わる仕事がしたいという気持ちは固まりました。
ビンテージ食器の販売を土台に、まずは「北欧ファン」であるコア層のメルマガ会員獲得に力を入れ、ビジネスの基盤を作ろうと考えたんです。
「ビンテージ食器」という商品自体にもともと根強いファン層がいましたので、そういった人たちをどうやってうちのお客様にしていくか。まずはお客様とのパイプを強くし、それから扱う商品の点数を増やしてく、そして最終的には“北欧に関するものはなんでも揃っている店”と言ってもらえるようなショップになることを目標にしました。

また、ブログをまめに更新したり、北欧で暮らす日本人の連載コーナーなどをひとつのコンテンツとして充実させて、メルマガ会員になりたい!と思ってもらえる仕組み作りに力を入れました。
平たくいえばメルマガ会員限定のコンテンツや会員だからこそ得られる情報を揃えるといった工夫ですね。
当時、うちで扱っているものは決して安い商品ではなかったので、毎回購入するお客様ばかりではありません。こうしたお客様でも「ブログが面白いからまた見にこよう!」とか「あの人の連載の続きが気になるからとりあえずブックマークしておこう」といった感じで、うちのネットショップに訪れること自体を楽しんで頂けるサイトを目指して日々コンテンツ作りをしていました。
そうこうしているうちに徐々に会員数が増え、現在の基盤になりました。
右図:赤枠で囲った部分が全て「読み物」のコンテンツになっている。
商品を販売するだけでなく、関連する情報やショップでの日常をコンテンツとして提供することで
ファンの獲得に役立っている。
(取材協力:GMOクリエイターズネットワーク株式会社)
プロフィール
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株式会社クラシコム 代表取締役 [HP]
青木 耕平(あおき こうへい)氏
2006年9月株式会社クラシコムを創業。2007年9月に同社新規事業としてネットショップ「北欧、暮らしの道具店」を開業。2009年には楽天市場支店や実店舗もオープンし、北欧のプロダクトに特化した雑貨セレクトショップを展開。





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