インタビュー成功者インタビュー

ニッチな業界だからこそ出来るショップ運営方法

第1回 売れる商品の条件にピッタリだった北欧食器

株式会社クラシコム 青木氏 2009.07.09

100年に1度と言われる経済不況、以前までは考えられないほど多様化した消費者のニーズや嗜好に上手く対応していくことが、今後のネットショップ運営成功の大きなカギになります。
とはいえいったい何をどうすればいいのか分からない、今やっていることが正しいのか分からない、といった不安を抱えている方も多いはず。

そこで今回はネットショップ運営で成功を収めた方に直接様々なお話を伺ってきました!
今回は北欧の食器や雑貨を扱い、このジャンルでは有名な「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコムの青木社長にお話を伺ってきました。

第1回は取り扱っている商品や、その商品を販売することになったきっかけなどについて伺いました。

Q.まず初めに、『株式会社クラシコム』ではどのような商品を扱っていらっしゃるのですか?
A.現在は北欧の食器全般をメインに扱っていますが、最初の頃はビンテージ食器の販売からスタートしました。
このお店は妹との共同経営なんですが、彼女はもともとインテリアデザインの仕事をしていて、個人的に北欧のビンテージ食器が好きだったんです。ビンテージ食器は既に製造が終わってしまっているものばかりなので、一点モノだったり、非常に品数が少なかったりします。
その為、私達がショップをオープンする前は需要はあるのに供給が全く追いついていないという状態でした。ビンテージ食器は値段も5000円~数万円と決して安いものではないのですが、妹のように好きな人にとっては高くてもモノがあれば買いたい商品。
事前のマーケティングの結果、供給さえできれば必ず売れる!と確信していました。2007年7月に現地に買い付けに行き、9月にはショップをオープンさせましたが、実際に最初から飛ぶように売れて・・・ありがたいことに商品をショップに出した途端に売り切れてしまうような状態でした。

Q.最初から売り切れてしまうとはスゴイ!そもそも、どのようなきっかけで株式会社クラシコムを始められたのですか?
A.私が不動産関係の会社を立ち上げ1年ほど頑張っていたのですが、思うように事業が軌道に乗らず、「サラリーマンに戻るか、何か違う商売を始めるか」と悩んでいたところ、妹から北欧のビンテージ食器の話を聞きました。
私自身、北欧の食器に関しては全くの素人でしたが、ビジネスの土台を築くうえで『北欧』というキーワードには魅力を感じました。どんなビジネスを始めるとしても、需要があり、物流の仕組みをうまく作れて、一過性のブームだけに留まらない商品やサービスを扱うことは必須条件です。また、量の確保、いわゆる安定的なデリバリーが可能であることも大事になってきます。
日本でブームになれる国の魅力ある商品、そして安定的にその商品を作り出し供給し続けてくれる力があるかどうかがポイントで、そういう意味で『北欧』はそんな条件を満たす数少ない地域だと考えました。
早速、残り少ない軍資金を握り締め、妹と2人で北欧に飛んだのですが、行ってみるとさらに色々な北欧の魅力に気付かされました。

北欧、暮らしの道具店はコチラ

右図:北欧、暮らしの道具店トップ


(取材協力:GMOクリエイターズネットワーク株式会社)

次回は北欧に買い付けに行って感じたことや、そこから実際に商品を販売するためにおこなった施策などについてお伺いします。お楽しみに!

プロフィール

  • 青木 耕平 株式会社クラシコム 代表取締役 [HP] 青木 耕平(あおき こうへい)氏 2006年9月株式会社クラシコムを創業。2007年9月に同社新規事業としてネットショップ「北欧、暮らしの道具店」を開業。2009年には楽天市場支店や実店舗もオープンし、北欧のプロダクトに特化した雑貨セレクトショップを展開。
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